変わらぬものは
静寂と素朴な
おもてなしです。

明治十八年、当館創業者 増野定八が栗拾いの折に発見し、
汲んで帰り
病気の母に飲ませたところ、
元気になったと言い伝えられる宝命水。
以来、山あいの静かな湯治場として
長い間親しまれてまいりました。
ひっそりとした秘湯の趣を漂わせた
一軒宿では、朝霧、夕立、満天の星、
時が連れ行く風景に、
心ゆだねるひとときをお楽しみください。
お食事は、佐久鯉や山菜など、
地の素材を生かし、
変わらぬ静寂の中で
ゆったりとしたお時間をすごせますよう、
心を込めておもてなしいたします。

初谷の湯

宝命水
Shoya spa

宝命水 信州名水水辺百選

水守として、初谷の谷に湧く宝命水。
宝命水の由来は、昭和二十八年、常連客でいらっしゃった、
元駒沢大学総長 保坂玉泉氏により命名されました。

明治18年開湯の湯治場も大正、昭和、平成とそれぞれの時代とともに愛されて。
長い時間を静寂の大地ですごした水は、湧き出る地もまた静寂の中を選びました。
この自然の恵みに感謝し、私たちはこれからも宝命水を守り続けます。

山祇の恵

Yamatsumi no Megumi

ただ黙って風景を見ていた

信州・佐久。妙義荒船佐久高原国定公園にひっそりと佇む初谷温泉。

山の移ろいを見たくて、ただ黙って風景を見ていた。
時が連れて行く四季の風景に、
何もないが心地よい。心ゆだねるひとときをお愉しみください。

しつらえ

Preparation

寛 くつろぐ

急いで、大きく変わる社会の中で、寛ぎを求めたら7室7食室になりました。
令和3年の改修により、客室は7室。
和室は茜の1室のみ。他6室はベッドを備えました。
収容人数は少なくなりましたが、ゆっくりと寛げます。
そして、お食事もお部屋ごとに個室スタイルでお召し上がり頂きます。
初谷の時間は、寛ぎに安心を加えて。

森は大きく深く
静かな勇気が湧きました。

地産地消

Local food

信州の水、風、土が育んだ
地のものでおもてなし

お食事は、佐久鯉や山菜など地の素材を生かした膳をご用意いたします。
名物佐久鯉は清水に3日から一週間入れて身を締めて使います。
鯉の洗いは蕎麦と同じで、洗いたての水の切れる前に召し上がってください。
臭みがありませんので山葵醬油でどうぞお召し上がりください。
信州・佐久は酒の郷と呼ばれ、佐久の11蔵の地酒もお楽しみいただけます。
またお食事で提供するお味噌は自家製味噌です。

深呼吸。
樹々が「理や知を手放して」と、
語りかけて来ました。

アクセス

Access

所在地

〒385-0031 長野県佐久市内山352-イ-1

電車をご利用のお客様

北陸新幹線 東京〜佐久平駅(70分)→小海線に乗り換え(10分)→
中込駅下車〈初谷温泉の送迎ございます。ご予約制となりますので、ご利用の方は事前にご連絡ください。tel0267-65-2221〉

自動車をご利用のお客様

関越自動道 藤岡JCT→上信越道 佐久IC→R254より初谷温泉へ
関越自動道 藤岡JCT→上信越道 下仁田IC→R254 内山トンネルを抜け初谷温泉へ
中央自動道 須玉IC→R141→野辺山→中込→R254より初谷温泉へ